情報処理安全確保士(登録セキスペ)、何はともあれ、文句をいう前に受験してみました。
結果は、合格、セキュリティ担当を実務で10年経験しているので合格できて安心しました。
「あんなの簡単に合格できちゃったよ!」と言いたいところですが、意外と勉強が必要でした。
最初は、実務経験があるので「情報処理安全確保士」に代わっても、情報処理試験の延長で簡単に合格できるとだろう?!と思っており、舐めた感じで試験に申し込んでみました。
少しは、試験勉強しようと思ってテキストを買って勉強を始めたら、思いの他、試験が難しいではありませんか?!結局、懸命に勉強する破目になっちゃったてしまった。
という訳で、私の情報処理安全確保士受験を少し振り返って見たいと思います。
登録セキスペ 試験申し込み
(1)試験は、春と秋の2回行われます。
4月と10月の第3日曜日です。
(2)難易度
合格率は、19.1%ですので、難易度は高いといえます。
実際に受験した感想ですが、まず個々の問題に求められる知識範囲がネットワーク、PCから監査的な要素まで
かなり幅が広く、かつ問題に対して、回答時間が短いのでじっくり考える時間はないと思った方がいいです。
つまり、事前に「このパターンの問題は、こう回答すればいい」というレベルまで勉強しておく必要があるということです。
(3)受験手数料
5,700円です。情報処理安全確保士のみ、非課税。
(4)申し込み方法
インターネット申し込みのみ(郵送申し込みはなくなったようです)
登録セキスペ 勉強のために本屋へ行って、午前、午後の参考書を購入。
(申込む前に見とけ!な訳だが、試験の内容を確認しないで、申し込んだために後で痛い目にあった)
お勧めの参考書は、以下のとおり
知識編は、知識解説+確認問題で構成されていて、理解して確認の流れで学習を進められます。
また午後問題は、問題の読み方で問題点の発見・記述力の両方が身に付きます。
お勧め理由は、なんといっても読者特典のWebアプリ、午前I試験・午前II試験それぞれ22回分の問題演習が行えます。勉強時間の確保が合格のポイントですが、スマホでもPCでもいつでも利用できるので、通勤途中でも重たい本を持ち運ぶことなく、勉強できます。
登録セキスペ試験用のオンライン講座を受講にも申込み
参考書でけで行けるかな?とも思ったけのですが、参考書を開いて見たら、ちと難しいぞ!となったため念のため申込をおこなった。(後で思うと、オンライン講座自体は、参考書と内容がかぶるので、模試だけ受ければよかったかも)
登録セキスペ試験に向けた勉強時間の確保
月並みただ、通勤時間が決まった時間確保できるので、勉強には最適。
紙の参考書だと重いので、電子媒体にして、ipadで読むのがgood.
登録セキスペ試験の模試を受ける。
1ヵ月前に、模試を自宅で解いてみた。ま~、解けないこと。
午前は、他の情報処理試験と同様な内容。午後がむずい。
ただ、基本的には、実際のインシデント対応(ウィルスに感染した、とかインターネットとの不正な通信が発見された、とか)をイメージして、何をしらべてどう対応するか、ということがわかってますか?という観点からの質問となっているので、日々、実際の対応を行っている人には、あまり違和感のない問題になっていると思う。
難しいのは、その状況を文字と図で説明しているのだが、それを理解するのに骨が折れる。簡単にいうと、読み切るのが面倒で、根気がいる。試験当日は、やる気もあるから読み切れるが、模試とか、過去問を解く際、この状況理解に時間がかるのがやっかいである。 まー、面倒です。。。。
登録セキスペ試験当日
横浜で試験をうけたが、ビル丸ごと、情確士の試験会場となっていて、その受験数の多さに驚いた。
やっぱり、男性が圧倒的におおく、9割は野郎どもだった。
試験は、9:30-16:30までの長丁場だが、なんとか最後まで到達した。
手ごたえとしては、最後の午後Ⅱ以外は、軽く7割を超えたと思ったので、よし、よし。
ただ、午後Ⅱは、自己採点では、6割ぎりぎりといった印象。
登録セキスペ試験 結果発表
インターネットで、発表されます。朝から見れると思ったら午後13:00に発表とのこと。
受験票にある番号とPWを入力すると、各単元、それぞれの点数まで確認できる。
自己採点とほぼ同じ点数で、午後Ⅱもなんとか6割をこえ、ぎりぎり合格でした。
登録セキスペについては、意味ないんじゃない?とか、資格の維持にお金を取りすぎじゃない?とかいろいろ言われていますが、試験内容としては、一定のスキルを図れるので、個人的には意味があると思います。
ただ、情報処理安全確保士(登録セキスペ)への登録は、会社等で費用の負担をしてもらえないのなら、登録しないかな?と思っています。
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