情報処理安全確保士の登録手順を分かりやすく解説

セキュリティ資格

2年前に情報処理安全確保士試験に合格していたのですが、今一、登録のメリットを見いだせなかったため、これまで登録をしてきませんでした。

しかし、今後、本気でセキュリティを自分の生業にしていこうと決意したため、このタイミングで登録に踏み切ることにしました。

いざ、登録しようと思うとなかなか手続きが面倒なようです。

この記事では、実際に自分が実施した登録手続きをする手順をご紹介します。

登録手続きが分かるサイト

登録手続きの参考になるサイトを紹介します。

1.国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」とは:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

これは、本家のサイトですので、このサイトは必ずチェックしましょう。必要な申請書もダウンロードできます。

2.情報処理安全確保支援士制度・登録手続きのまとめ (sc-siken.com)

本家のサイトは、残念ながら少し読みにくいので、「情報処理安全確保士ドットコム」さんのサイトも参考にしましょう。

実際の手順

最初に気にすべきは、登録日です。

年2回のチャンスがありますが、

上期登録日(10月1日)の申請受付期限は7月31日(当日消印有効)

下期登録日(4月1日)の申請受付期限は1月31日(当日消印有効)となります。

登録申請書類

登録申請に必要な書類は、6つです。①②⑤⑥は、以下の「登録の手続き」からPDFで入手できます。

https://www.ipa.go.jp/files/000088909.pdf

③は情報処理安全確保士試験合格証のコピー、④は戸籍謄本です。

では、一つづつ見ていきましょう。

①登録申請書

これは、パソコンで入力できますが、自署部分は手書きし、押印します。

もちろん、手書きでもOKです。

2ページ目に郵便局で購入した9,000円分の収入印紙と、登録手数料10,700円の振込を証明する書類を貼り付けます。登録手数料の振込先は、上記「登録の手続き」のp.7に記載されています。

②誓約書 必要事項を記入後、押印します。

③情報処理安全確保士試験合格証のコピー

④戸籍の謄本もしくは抄本または住民票の写し

これは、市区町村役場で取得できます。3ヵ月以内に発行されたものを1通提出します。(マイナンバーの記載が無いものに限ります)

⑤登録事項等公開届出書

1枚目の公開する事項にチェックをして、自署で記名押印。

2枚目は登録情報公開についてのアンケート

⑥登録チェックリスト

チェックをして、押印します。

費用

費用は、合計で19,700円

登録手数料 10,700円

登録免許税  9,000円

参考)登録後の登録事項変更料は900円です。

領収書が必要な人は、領収書発行についてを確認しましょう。

https://www.ipa.go.jp/files/000085926.pdf

IPAでは、登録手数料の10,700円についてのみ領収書を発行します。

登録免許税は、郵便局で購入する際に領収書をもらう必要があります。

まとめ

上記の手順を実際に行う順序で整理すると以下のとおりになります。

1.郵便局で、9,000円の収入印紙を購入する。(領収書をもらっておく)

2.登録手数料 10,700円を振り込む。(振込先は、上記「登録の手続き」のp.7に記載されています。)

3.区役所で、戸籍謄本をもらってくる。(マイナンバーなしにすること)

4.情報処理安全確保士試験合格証をコピーする。

5.「登録の手続き」のサイトから登録申請書類をダウンロード(上記の①②⑤⑥)して、必要事項を記入

https://www.ipa.go.jp/files/000088909.pdf

郵便局で購入した9,000円分の収入印紙と、登録手数料10,700円の振込を証明する書類は、①の登録申請書の2ページ目に貼り付ける。 ②、⑤、⑥は、用紙をみれば記入できます。

③は情報処理安全確保士試験合格証のコピー、④は戸籍謄本です。

6.領収書が必要な人は、以下で領収書発行依頼を記入。(切手を貼った返信用封筒も必要)

https://www.ipa.go.jp/files/000085926.pdf

6.申請処理を期日までに郵便窓口から管理書留で送付する。送付先は、上記の「登録の手続き」p.29(最後のページ)に記載されています。

注意)会社等で費用を補助してくれる場合は、上記のかかる費用が分かるように領収書を保存することを忘れないようにしましょう。

 

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