伝え方が9割、企画書の結果も伝え方で変わる!?

スキルアップ自己啓発

はい、情シス課長です。

私、課長と名乗っていますとおり、ザ・日本の典型的な中間管理職をしております。
中間管理職の仕事は、大変幅広いものとなりますが、その一つに部下が作成した資料を確認し、上司にあげるというものがあります。
これは、なかなか大変です。
自分が指摘した内容と全く逆の指摘が上司からあった場合など、部下の前でなかなか赤っ恥なところもあったりします。

そんな資料作成についてですが、数年前まで、私は、自分は論理的に考えており、自分の資料の作成方法は、”正しい”と心底思っていました。
たびたび上司から「君の資料は、間違ってないけど分かりやすくない」とも言われることがあったのですが、その意味を理解できないでいました。
ある上司は、「お前の資料は、スースースーと頭に入ってこないんだよな」と表現していました。
どうやら、いちいち読み返さないと理解できない資料になっていたようです。

そんな私に「伝え方が9割」という本が一つの大きなヒントをくれました。
そのヒントとは、「相手の頭の中を想像する」です。

「ぐっと、そのまま口にするのをこらえ、お願い(依頼)に相手がどう考えるか/ふだん相手は何を考えているか、相手の頭の中を想像します。」という文書です。

自分が伝えたいことを単に正確に伝えるだけでは、伝わらないことに気づかせてくれたのです。

私は、それまで人にものを頼むときに、「自分の頼みたいこと」に意識がいっており、「相手の頭の中を想像する」なんて発想すらなかったのです。
「伝え方が9割」を書かれているコピーライターの佐々木圭一さんは、もともとは理数系であり伝えることが苦手だったそうです。
そんな佐々木さんが大手広告代理店に入社後、なぜかコピーライターとして配属され、苦労の末に「伝え方には技術がある!」ことに気づき、その技術について書いたのが「伝え方が9割」という本です。
同じことを依頼する場合でも、「伝え方」を変えるだけで、結果が変わるということは、人生の中でも大きな気づきとなります。
たとえば、同じ内容の企画書を上司に出しても、「伝え方」で承認されるかどうかが変わるということです。
一読の価値ありですので、是非、佐々木圭一さんの正解を味わってみてください。

伝え方が9割

 

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